最近読んだ本を2冊紹介します。
2冊とも著書は女性ですが、男女関係なく、生きる姿勢や挑戦する時の心がまえについて考えさせられる本でした。
「独学のススメ」(若宮正子さん著)
1冊目は、「独学のススメ」(若宮正子さん著)です。
若宮さんは、世界最高齢プログラマー。現在、87歳。
若宮さんは60歳で独学でプログラミングを学び、81歳で「hinadan」というお雛様を雛壇に並べるアプリを開発。す、すごい。
とにかく、〇〇らしさとか、既成概念にこだわらず、どんどん新しい世界に飛び込んでいっていて、ご近所さんやネット上のコミュニティでゆるいつながりを作り、周囲の人に助けられながら、国連総会でスピーチをしたりと、すごいんです(語彙が乏しくてすみません、笑)。
年齢を重ねるのが怖くない、むしろ楽しみになる!そんな本でした。
こちらの本を知ったのは、ひうらさとるさんのVoicyで、ひうらさんが若宮さんにインタビューするのを聞いたのが、きっかけでした。
めちゃくちゃ元気で、そして面白い。聞きながら何度も大笑いしました。
その放送回のリンクを貼っておきますので、ぜひ聞いてみてください。
「Believe It 輝く準備はできてるか」(ジェイミー・カーン・リマ著)
2冊目は、「Believe It 輝く準備はできてるか」(ジェイミー・カーン・リマ著)です。
自宅のリビングで化粧品会社を立ち上げた女性起業家が、約1500億円でロレアルに売却するまでのリアルな物語(実話)です。
とにかく、いろいろな人たちから拒絶され続けて(NO!と言われ続けて)、自分を信じ続けて事業を続けたことで成功をつかんだ、女性起業家の物語です。
普通あきらめるやろー、と思うのですが、とにかくめげない。
後半は、若干、スピリチャルな雰囲気が強くなりますが、何かに挑戦しようとしたとき、自分自身ができっこない、とあきらめてしまうことって結構あると思うんですが、そうではなく、自分で自分を信じることが、何か新しいことを始めるときや何かを成し遂げるためにはとても大事、ということを改めて思いださせてくれる本でした。
5章の中にある「マイクのボリュームをコントロールする」というタイトルがついている箇所が印象的でした。
自分が何かを決断する時に、周囲の人はいろいろなことを言う。「できっこない」という人もいれば、背中を押してくれる人もいる。誰のマイクのボリュームを上げて、誰のマイクのボリュームを下げるのかを決めることができると、すごく自信が湧いてくる、という内容でした。
この箇所は、自分の体験とも重なり、何度も頷きながら読みました。
私も、約10年前(当時40歳)に転職をする際に、前職の会社の先輩たちから「〇〇(私が次にやろうとしている職業)なんてリスクが高いよ」と言われたものでした。
でも、私自身は、ずっと同じ会社にいることの方が、リスクに思えたんです。
私より先に転職している人達もたくさんいたし、その人達の人生の選択肢の方が豊かに見えました。
私は、人生の決断は自分自身でしたいと、当時から思っていました。
なぜなら、たとえ結果として失敗しても、それを誰かのせいにしたくなかったから。
会社に残っている先輩たちのマイクのボリュームを下げ、すでに転職をして広い世界で活躍している人たちのマイクのボリュームを上げ、自分自身の決断に自信を持って新たな一歩を踏み出しました。
今は、当時決断して「良かった!」と100%思っています。
おわりに
若宮さんは、軽やかにしなやかに生きているなぁ、という印象。
ジェイミーさんは、なんだか色々大変だったんだなぁ、という印象。
若宮さんも、これまでの人生きっといろいろ大変なことがあったんだと思いますが、本著ではそれについては語られていません。
お二人の年齢もかなり違うので、若宮さんくらいのご年齢になると、過去の大変なことは吹っ切って、今を楽しむことにエネルギーを使われているのかもしれません。そうありたいものです。
どちらの本からも、自分の人生の可能性は無限大だし、人生は自分次第という元気と喝をもらいました。
自分自身で限界を決めずに、若宮さんのように、少しでも興味を持ったものには手を出してみようと思った次第です。
そしてジェイミーさんのように、使命のようなものを感じたら、自分を信じて事を成し遂げたいと思います。(まだ、そういったものは見つけられていませんが…)

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