【Bookレビュー】「京セラフィロソフィー」と「Give&Take」の共通点

稲森和夫さん著「京セラフィロソフィー」を読んでいるときに、稲盛さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。

だいぶ昔に読んだ、「生きる」も読み返したくなりました。
30代半ばに初めて読みましたが、もっと若いうちに読んでおいたらと悔やまれました。
でも、30代半ばでこの本を読めてよかった。
かなり影響を受け、その後、生きるうえで指針となった1冊です。

同時期にAudibleでは、「Give&Take」という本を耳読しておりました。
アメリカの心理学者であるアダム・グラント氏が著者です。

「Give&Take」は、Giver(ギバー)、Takar(テイカー)、Matcher(マッチャー)の3パターンの人間のうち、だれが最も人生において成功するのか、具体的なエピソードを交えて語られていきます。
副題である『「与える人」こそ成功する時代』からご察しの通り、
「人に惜しみなく与える人」であるGiverが成功します。
(ただし、条件あり。詳しくは本をご参照ください)

「京セラフィロソフィー」では、人が生きる意味とは、人間性をより良いものにしていくことであること、人間として何が正しいのかを常に自分に問いかけること、利他の心の重要性について、繰り返し語られています。

「Give&Take」も同時期に読んでみて、時代や国が変わっても、「利他の心」が人生をより良く生きるためには大切なんだと感じました。

最近、私が関与する会社のバリュー(行動指針)がリニューアルされました。
横文字が並ぶ、今どきなバリューなのですが、
このバリューで伝えたいことは、「京セラフィロソフィー」に全部書かれている……。

バリューを自分たちで創った、というプロセスが大事なので、
「ねぇ、今回のバリューで言いたいこと、この本に全部書かれてるじゃん」
などと野暮なことはもちろん申しません。

稲森さんが大事にするフィロソフィー(心)は普遍的なものであり、
これからも忘れずに生きていきたいとあらためて思いました。

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