林真理子さんの「成熟スイッチ」を読みました。
先日、実家に行った際に、母が「これ面白いわよ~、読む?」と言って貸してくれました。
この本、話題になっていたこともあり、気になっていたんですよね~。
林真理子さんと言えば、この似顔絵(おそらく自筆?)のイメージが強かったのですが…

(画像はこちらから拝借しました。)
そして、なんと、2022年7月に日本大学の理事長に就任されました。
こちらは、日本大学の理事長紹介のサイト。
撮影があの篠山紀信さん!すごい!(って、関係ないところに目が行ってしまいました…笑)

さて、本題の本の感想ですが、軽妙な文章であっという間に読んでしまいました。
私は最近、年上の女性の著書やWebでの情報発信を、「本当に勉強になるなぁ」と思って目を通しています。林さんは、私より10歳くらい上?と思っていたら、68歳なんですね。お若くてびっくり!
本書は、人間関係の心得、世間を渡る作法、人生を面白がって生きる、人生を俯瞰して見る、といった章立てで書かれています。林さんが大事にしている価値観や人生をどう面白がって生きているかなど、とても興味深く読み進めることができました。
特に共感したところについて、自分の経験もからませて3つだけ記載しておきます。
他にも共感&面白いと思った箇所がたくさんありましたが、これから本を読む方へのネタバレを避けるために3つだけにしておきます(笑)。
良い運と悪い運はプラスマイナスゼロ
良いことがあったら、悪いことも起こる。
これは、美輪明宏さんの著書「あぁ正負の法則」にも書かれていたことで、禍福は糾える縄の如しというのは、本当にその通りだなと思います。
私は、ちょっと良いことがあったら、寄付をするようにするなど心がけています。自分に良いことがあったり、臨時収入があったときは、「正」と捉え、意図的に「負」を作るようにしています(「入」と「出」と捉えても良いかもしれません)。意図的に負を作ることで、予期せぬ不運に見舞われることを避けることができるような気がするのですよね…。
お金も水も、流れを止めてしまうと淀んでしまうから、溜め込むことは長期的に見ると自分にとっても良くない結果を招くのではないかなぁと思っています。
そして、この法則を頭に入れておくことで、良いことがあってもうかれず、謙虚に過ごしていけると思っています。
俯瞰力と自己愛のバランス
年を重ねるにつれて、俯瞰力がついてきたなぁと思っています。
自己愛も、むしろ強くなってきたような気も…。
若い時を振り返ると、恋愛や結婚や仕事の仕方など、わからないことが多くて、自己嫌悪に陥ることも多かったです。でも、50年近く生きていると、だいたい人生の要領がわかってくるので、若い頃にように自己嫌悪に陥るということも減ってきたように思います。
ここで気をつけないといけないのは、自己愛が強くなりすぎて、周りへの気配りがなくなってしまう迷惑おばさんになってはいけないということ。なので、俯瞰力が必要になってくるのだと思います。
俯瞰力があると他にも良いことがあります。
林さんも書いていましたが、とんでもないアクシデントも人生のネタにできるようになってきます。
私の場合は、離婚が人生のネタになっています(笑)。
その時は、「うぉー、これはキツイわぁ」と思っていても、どこかで「これはネタになる。ラッキー。」と思っている自分がいます。
そうなると、そのアクシデントも結構楽しめたりします。
高級店に招待されたらできるだけお洒落して行く
高級店にご招待されたら、その場にふさわしい恰好で出かけるようにしたいものです。
それが大人のたしなみだと思っています。
コロナが少し落ち着いていた時期に、会社のパーティーをホテルの宴会場で行いました。
私は少しドレッシーなワンピースを着て行きました。
しかし、20代~30代が多い会社であることと、特段ドレスコードを伝えていなかったこともあり、普段と変わらぬカジュアルな服装で来場した人が多く、ちょっとがっかりしました。
素敵なホテルの宴会場は、普段とは違う「ハレ」の場です。
ハレの日にふさわしい服装って、ありますよね。
もちろん、出番が少ないハレの日に着るものを用意するのは、金銭的にも負担になります。
女優さんやモデルさんだったら、同じ服を数回着ることはできないと思いますが、幸いにもそうではない(笑)。
なので、私は、ちょっと良いお店に行くときに着られるようなワンピース(気合が入りすぎていないもの)を購入して数回着用し、その後は早めにメルカリに売るようにしています。
長く着られそうなベーシックなデザインのものを手元においておくのも良いと思います。

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