子宮筋腫2回目の手術で子宮全摘

美容・健康

47歳の時に、2回目の子宮筋腫の手術を受けました。
36歳の時に、1回目の手術を受けたので、2回目の手術。
その際に、子宮を全摘することにしました。
1回目の手術、2回目の手術。
そして現在の心境を振り返ってみたいと思います。

36歳 1回目の子宮筋腫手術

手術に至るまでの症状

30歳前後で子宮筋腫を発症。
手術を検討しだす頃には、生理時の出血量が多く貧血になってしまいました。

当時は、バリバリ働いており、時には地方出張に行くことも。
管理職だったので、部下を連れて出張していました。
生理と出張が重なると、出張先で寝込むわけにも行かず……。
かなりしんどかったのを覚えています。

今では生理についてオープンに語ろうとする雰囲気が出てきましたが、
15年以上前の話ですから、生理について語ることができる雰囲気は全くありませんでした。

一緒に働くメンバーは男性がほとんどで、
私が生理中であるとか、子宮筋腫であり体調が悪い、などの話をする機会もなく、
一人でがまんして辛さと戦うしかありませんでした。

手術方法

腹腔鏡手術か開腹手術で迷いましたが、
受診していた病院が腹腔鏡手術に対応していないこと、
腹腔鏡手術に対応している他の病院だと予約が取れず手術まで時間がかかってしまうことから、
開腹手術で手術を行いました。

手術の立ち会い

当時は、新婚間もない頃で、元夫と両親に立ち合ってもらいました。
立ち合いと言っても、手術室に入るわけではなく、手術中は病室で待機してもらいます。

入院中は、元夫が毎日お見舞いに来てくれました。
ありがたい……。
そう考えると、いい人でした。感謝。
(別れたけど。笑)

47歳 2回目の子宮筋腫手術で子宮全摘

手術に至るまでの症状

1回目の手術後は半年に1度の頻度で、手術した病院で診察を受けていました。
1回目の手術から数年経過したころ、「子宮筋腫が再発している」と言われました。
1回目の時よりも筋腫は大きくなく、出血も多くありませんでした。
しかし、いつも下腹部に圧迫感があり、生理になるとそれがひどくなります。

その時は、元夫と離婚しシングルに戻っていましたが、
下腹部の不快感で恋をする気にもなりませんでした。
(婚活はしていたけど……)

手術を決意

「年齢的にも、あと数年我慢すれば閉経するし、
手術しない選択肢もありますよ」と医師に言われました。
でも、身体的にもしんどいし、気分が晴れない状態が続くのは嫌なので、
手術することにしました。

同じ病院で、1回目と同様に、
子宮筋腫の筋腫核だけ取り出す手術を受けるのだろうと思っていました。
しかし、セカンドオピニオンで診てもらった女医さんに、
「子宮全摘します?」と聞かれました。
それは考えたこともなかったので、即答することができませんでした。

「子宮、取っちゃうのか……」
正直、かなり衝撃を受けました。

46歳だし、もう子供は産まないだろうし、でもなぁ……、と悩む日々。
(その時は46歳。手術したのは47歳です。)
高校からの友人の一人が、子宮全摘していましたが、彼女は出産して子供がいるし……。
一人でモヤモヤ悩みました。

元々診てみらっていた病院の医師にも相談しました。
「1回目の手術で癒着が生じているから、全摘の方が身体的負担は少ない」
というようなことを言われました。
「子宮摘出しても卵巣は残すので、ホルモンへの影響はない」
とのこと。

その後もネットで子宮全摘した人の情報を参考にしながら、
最終的には子宮全摘することに決めました。

コロナ禍で一人の入院生活

当時はコロナ禍だっため、病院の方針で手術の立ち会いはなし。
お願いすれば立ち合いは可能だったようですが、
高齢の両親に立ち会ってもらうのも申し訳ないし、コロナも心配だったので、
入院から退院まで、ずっと一人で過ごしました。

レンタルwifiにPCも持ち込み、快適な病院生活。

いよいよ、手術当日です。
「前回は元夫が立ち会ってくれたな……」
冷たい手術台に載ってみると、妙に寂しくなってしまい、一筋の涙が……。

子宮を全摘すること、
付き添いが誰もいないこと、
そんな自分が不憫に思えて、涙が出てしまったのでしょう。

手術後の心境

手術が終わり目を覚ますと、
子宮が無くなったという実感はなく、おなかの傷が痛いだけでした。

「あれ?」ってくらい、拍子抜けしました。

1回目も2回目も開腹手術だったので、
1回目の傷をリニューアルして2回目の手術をしました。
(先生が「リニューアル」と言っていました。笑)

薄くなっていた1回目の手術後の傷が、
今回の手術でまた濃くなってしまったのがちょっと悲しい。

でも、子宮が無くなったことに対する、
寂しさや悲しみは全く感じませんでした。

現在の心境(49歳)

長年、生理痛や子宮筋腫からくるしんどさに悩まされました。
結局、出産することはなかったので、なんのために生理痛に耐えたのか……、
と思うこともありました。

出産することが可能な年齢では、
「子宮全摘」という決断はできなかったと思います。
49歳になった今だから言えることですが、
46歳で子宮を全摘したことは、私にとっては良い選択だったと思います。

子宮全摘により閉経のタイミングがわからないので、
自分が更年期に入ったのかどうか不明ですが、
今現在は、ホルモンバランスの崩れからくる不調に悩まされることがありません。

女性ホルモンの減少によって、骨がもろくなりやすくなったり、
髪や肌の乾燥が進んだりするようなので、
婦人科で女性ホルモンの数値を定期的に測定してもらうことも検討中です。
今は、ホルモン補充療法なども充実しているようなので、
女性ホルモンが著しく減少する時が来たら、
治療法についてきちんと調べ、更年期に向き合いたいと思います。

今は、温泉旅行やダイビングも生理を気にせず計画することができます。
昔よりもアクティブに、人生を楽しむことができています。
本当に快適です。

唯一の悩みは、おなかの傷でリンパの流れが断ち切られているせいか、
お肉がたるんでしまっていること。
マッサージクリームでマッサージすれば何とかなるのでしょうか……。

にほんブログ村 その他日記ブログ アラフィフ女性日記へ
にほんブログ村

ブログランキングに参加しています。
この記事が気にいったら、ポチっとお願いします♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました